全体研修を開催しました
2021/03/06
Zoomを活用した全体研修
皆さま、おはようございます
年度末に向け、いろいろな仕事がある3月。
当社は2月スタートなので、新年度事業スタートして1ヶ月。
先週土曜日には昨年度からアドバイザー契約を結ばせて頂いております【山本産業株式会社 福祉事業部 様】の皆様に向け、第1回目の研修講師をさせて頂きました。
山本産業株式会社 福祉事業部 様は、機能訓練専門デイを4店舗運営している企業で、ご縁を頂き昨年度から『外部アドバイザー』として関わらせて頂きました。昨年度は研修の他に全職員と面談をさせて頂き、皆様の声を聴かせて頂きました。
本来であれば全職員が集まり、ご挨拶をさせて頂き研修をしたいのですが、何せ岐阜県が直前まで緊急事態宣言を受けており7日までは県独自の自粛。
私は直前のPCR検査でも陰性でしたので大丈夫と言いたいところですが、ここはグッと気持ちを抑えてZoomを活用した研修で進めました
第1回目のテーマは【感染症対策】。
昨年度も感染症の研修は実施していますが、状況は常に変化しており、これからも続くのは確実。これからの感染症対策の意識をどう持つか、利用者様に【なぜ手洗い・消毒・検温を続けないといけないのか】をどうお伝えして協力を求めるか、をお話させて頂きました。
この行動は4月以降の【科学的介護】にも繋がる対応の仕方。
【やってますよ】だけではダメ
【なぜやっているのか】【どうすれば正しく出来るのか】という考え方を全職員が理解し声を出せる。
そんな【なぜ?】を伝えれる人材が必要になります。そして施設内だけでなく施設外にも発信出来るようにしていくのがこれからの介護現場であると私は考えます。『人材』ではなく『人財』。『施設だけの人財』ではなく『地域の人財』になることで、これからの社会に求められる施設になると考えています。
幅広い内容をお伝えしました。
研修終了後、1店舗の施設長から連絡が
『先生、いつも資料見てるだけの職員が、めっちゃメモってました』と喜びながら電話をしてきてくれました
施設長が私の講義を理解し、それを現場で実践してくれているからこそ、その職員は意識が変わったのだと私は思います。
私は外部アドバイザー。ずっと現場に居るわけでは無いので訪問時に感じたことや電話相談を受けた言葉に対してしかアドバイスが出来ない。
最終的には現場がチームとして起動してくれるか。
チームとして起動出来るように導くのが私の仕事。
研修講師として、業務アドバイザーとして、時にはカウンセラー・コーチャーとして、今年度も携わらせて頂きます。
来月は管理者研修、新人研修をさせて頂くことに。
法改正直後になるため、ギリギリまで話の内容を練り資料に落とし込んでいきます